目次
はじめに
ニュースなどで観光客がぼったくりタクシーに遭遇したという話を目にする機会があります。
最近では日本でもベトナムがメジャーになり、日本語のニュースで報道される様になっているため、
被害が多くなっている印象も強いかもしれません。
タクシーに限らず、知らない土地しかも外国のレストランやバーですから
「人から聞いていた金額と違う」
と感じることは多いでしょう。
そこでこの記事では、ハノイとホーチミン、それぞれの相場観をまとめておきたいと思います。
数字は適宜更新したいと思っています。
私が普段目にする金額も絶対ではありません。
あくまでも参考として見ていただければと思います。
なお、日本円に換算する際のレートは1円=160VNDとします。
ハノイ
タクシー
ノイバイ空港→リンランエリア:400,000 〜 500,000 VND(約 2,500 〜 3,125 円)
※空港使用料としてメーター料金に10,000 VND(約63 円)が加算される点には注意してください
これはぼったくり行為などではありません(ここで、気を悪くしないように(^^;)
あと、「4人乗りの車」か「7人乗りの車」かによっても金額は異なります(もちろん、7人乗りの車の方が高いです)セダンタイプかいわゆる日本の軽自動車のようなタイプの車かによっても異なります。
レストラン
日本食レストラン
生ビール:60,000 〜 80,000 VND(約 375 〜 500 円)
焼酎(グラス):100,000 〜 130,000 VND(約 625 〜 813 円)
定食:200,000 〜 300,000 VND(約 1,250 〜 1,875 円)
ローカル食堂(Cơm Bình Dan)
フォー:40,000 〜 50,000 VND(約 250 〜 313 円)
一食:30,000 〜 50,000 VND(約 188 〜 313 円)
カフェ(チェーン店系)
アメリカンコーヒー:40,000 〜 50,000 VND(約 250 〜 313 円)
ベトナムコーヒー:30,000 〜 40,000 VND(約 188 〜 313 円)
バー
カラオケバー(女性が隣に座るタイプ):1,500,000 〜 2,000,000 VND(約 9,375 〜 12,500 円)(一人あたり)
ガールズバー:500,000 VND 〜(約 3,125 円 〜 )(飲み方によって大きく変わるので注意)
ホーチミン
タクシー
タンソンニャット空港→レタントンエリア:200,000 〜 300,000 VND(約 1,250 〜 1,875 円)
※空港使用料としてメーター料金に10,000 VND(約63 円)が加算される点には注意してください
これはぼったくり行為などではありません(ここで、気を悪くしないように(^^;)
ハノイと同様「4人乗りの車」か「7人乗りの車」かによっても金額は異なります(もちろん、7人乗りの車の方が高いです)セダンタイプかいわゆる日本の軽自動車のようなタイプの車かによっても異なります。
レストラン
日本食レストラン
生ビール:60,000 〜 80,000 VND(約 375 〜 500 円)
焼酎(グラス):100,000 〜 130,000 VND(約 625 〜 813 円)
定食:200,000 〜 300,000 VND(約 1,250 〜 1,875 円)
ローカル食堂(Cơm Bình Dan)
フォー:40,000 〜 50,000 VND(約 250 〜 313 円)
一食:30,000 〜 50,000 VND(約 188 〜 313 円)
カフェ(チェーン店系)
アメリカンコーヒー:40,000 〜 50,000 VND(約 250 〜 313 円)
ベトナムコーヒー:30,000 〜 40,000 VND(約 188 〜 313 円)
バー
カラオケバー(女性が隣に座るタイプ):1,500,000 〜 2,000,000 VND(約 9,375 〜 12,500 円)(一人あたり)+チップ(ホーチミンはここがポイント)
ガールズバー:500,000 VND 〜(約 3,125 円 〜 )(飲み方によって大きく変わるので注意)
最近のタクシーは要注意
最近はベトナムへの観光客が非常に増えています。
それが影響しているのか、悪質なタクシーが増えているそうです。
チップ文化がある国の観光客が自国の文化に基づいてチップを渡すのは良いのですが、これを逆手にとって、勝手に(自ら)チップを請求する運転手もいます。
例えば、メーターが「13.8」となっていたとしましょう。(ベトナムは通貨の桁数が多いためタクシーのメーターが1,000単位になっています。つまり138,000 VND(約 863 円)という意味です)
空港使用料として10,000 VNDが加算されるので、本来は14.8、つまり148,000 VND(約 925 円)になります。
しかし、端数を切り上げて「150,000 VND(約 938 円)」を請求してくるのは、普通にあります。
さらに運転手自らがチップと称して「200,000 VND(約 1,250 円)」を請求してくる場合もあります。
英語を話せるタクシーの運転手もいますが、全員が英語を流暢に話せるわけではありません。
あなたがベトナム語が話せれば良いのですが、そうでない場合は、議論にならないため次の3つのうちのどれかで対応をせざるを得ないでしょう。
- こちらが強気になってメーターに表示されている金額を渡す
- キリの良い150,000 VND(約 938 円)くらいを渡す
- 諦めて言われたとおりの金額を渡す
マイリン(Mailinh)タクシーやビナサン(Vinasun)タクシーなどで、レシートを発行してくれるタクシーであれば、後からホテルのフロントや通訳、アテンドの担当者に依頼をして返金を求めることもできるかもしれません。
問題は50,000 VND、つまり約313 円くらいの金額のためにそこまでするのか?ということです。
ここは考え方が分かれるところかもしれませんが、法外な金額でなければ本当の意味でのチップと思って拘らないのも手ではないかと思います。
※もちろん、これはそのような行為を「容認しましょう」という意味ではありません。当サイトの読者のようにベトナム経験が少ない方であれば、そこに拘ってもコストメリットがないと思われるためです。
そのため、状況に応じて対応する様にしましょう。
ただし本当に悪質なぼったくり行為をする人もいる様です。ニュースになるような話だと相場の10くらいを請求されたりする場合ですね。
その様な場合には、きちんと対応をして、返金してもらう方が妥当かと思われます。
調子に乗ってしまう人は「ガールズバー」に気をつけて
私がベトナムに赴任した当初、夜の遊びの代表といえば「カラオケ」でした。(上級者はそれ以外にも色々とあったわけですが…)
しかし最近では、「カラオケ」ではなく「ガールズバー」に変わってきています。
比較的、安価に楽しめるのがポイントと言えるでしょう。
店にもよりますが、小一時間の間に1〜2杯くらい飲むのであれば500,000 VND(約 3,125 円)程度だと思います。
これを安いと見るか高いと見るかという議論はありますが今のベトナムでは比較的手頃な値段と言えるのではないでしょうか。
しかしもしあなたが「調子に乗ってしまう」人なら、ガールズバーも行かない方が良いかもしれません。
むしろカラオケの方が良いかも。
日本のキャバクラでも同じですが、ガールズドリンクとタイムチャージがいつの間にかかかって、500,000 VND(約 3,125 円)のつもりが、5,000,000 VND(約 31,250 円)になることも。
もちろん、キャストの女性があまり飲まない店もあります。
そういう店はある程度自分でコントロールできるので良いのですが、そうではない店はご注意ください。
また、エンターテイメントとして考えた時に、カラオケとガールズバーとは女性との距離感は明らかに異なります。出張ベースで入店する人と常連の客とでは楽しめる度合いも変わってくる点にもご注意ください。
まとめ
ベトナムにおける相場感をまとめました。
相場は少しずつ変化していくものです。
しかし、発展著しいベトナムではその変化速度も日本に比べて非常に速いです。
この10年の間を見ただけでも、記事の中に示した金額は大きく変わりました。
そのため、定期的に見直して金額を更新していきたいと考えています。
また相場が絶対的な指標ではないことも認識していただき、大体の目安として捉えていただければ幸いです。